2011年 03月 27日
東京ひとり旅…銀座〜神田編
「キムラヤ」の縦長ネオンサインが目に飛び込んできた。夫と、餡パンを買った店。とにもかくにも店に入る…(^q^)…ないっ、餡パン!
「餡パンのないキムラヤ、申し訳ございません、あと残っているものもわずかでございます〜」
何度も叫んでいる店長らしき人。とにかく食糧確保が命題。大きなケースにたった二つ並んでいたスコーンを買う。小松へ帰って見たレシート…二つで三百円。スコーンの小ささが分かってもらえると思います。
いよいよ銀座に別れを告げる一丁目。日本橋は目の前。交番にも人だかり。この日道行く人、ガードマン、お巡りさん…沢山の人に教えてもらったなあ♪
「お茶の水へ行きたい…」と言うと、悩んだあげく、交番の手前を左方向へ行き…(後は右、左覚えていないーこれは方向音痴の特性なのか、単に覚えが悪いのか)皇居に向かって行けば…と、記憶している。
確か、その前の交番では日本橋から東京駅へ向かって歩くと左にお茶の水方面へ抜ける道がある…と言われた。
この時、迷ったのだ。判断基準は二つ。一つは、夜になったら道路表示の文字が見えないこと。二つ目、新たな目標に向かって進む気力がなかった。
で、皇居方向へ1号線を目指して歩き始めた。今でも歩いていたのが1号線沿いの道だったのか分からない。日銀?と思う建物があった。表示が見えなくて分からない。勝手に東京駅界隈と思っていた。
帝国劇場に出た。余裕…これでエリザベート、見に来られる(^_^)v
しかし、ここから神田・お茶の水方向が右なのか左なのか分からず、左へ行き、交番で右へ行き気象庁を目指せ、と言われた。
元来た道を戻り、再び帝国劇場。結局、気象庁は見つけられなかった。地震の日だもの…煌々と明かりが灯っていただろうが、文字の見えない私には無理。
どの交番にも、外国人がたくさん居て、道を尋ねていた。日本人の田舎者も不安だけど、日本でよかった、としみじみ思う。シアトルやデンバーの空港で誰彼構わず尋ね、その誰もが優しく丁寧に教えてくれたことを思い出す。日本人警官、頼むよ〜(^o^ゞ
不安な気持ちはこの辺りが一番強かった。歩いている人も、普段交通機関を利用しているばかりなら道案内は無理だとわかる。でも、方向は間違っていないと思うよ、と言われ真っ直ぐ歩き続ける。
ますます不安に駈られる。歩く人波が少なくなってきたのだ。次は男性二人連れに聞いた。ホテル周辺の地図が使える所まで来ているか!
お二人、立ち止まりすごく親切に説明してくれる。
「真っ直ぐ行き、首都?高速の高架をくぐったら登り坂になり聖橋…」
分かった!!聖橋は、前に何度も通った!湯島天神は、すぐそばで、待望のホテルもそこからは目と鼻の先!!続く…
by kazewokitte
| 2011-03-27 07:51